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  • 技術総合職

トヨタL&Fカンパニー AR開発部
2018年4月入社
工学部卒
江坂 絵美華

お客さまのニーズやさまざまな
意見をもとに検証を重ね、
未来の物流につながる
「自動化」技術を開発。

PROFILE

「進化」の真っただ中にある、自動化技術のスキルを高めたい

小さいころからモノづくりが好きで、大学時代はロボットの研究に携わっていました。就職活動においては、常に進化を続け、技術開発が加速する自動化技術に興味を持ち、ショッキのインターンシップに参加。ショッキの幅広い事業内容と社員の皆さんの温かい雰囲気に惹かれ、入社を決めました。
入社後は、集合研修・関連部署での実習を経て、キーカート(AGV)、自動運転フォークリフトの開発を担当。現在は新型自動運転フォークリフトの開発プロジェクトに携わっています。

MISSION

物流現場からのニーズが高まる、
自動化システムの開発に携わる

「ARプロジェクト」は、トヨタL&Fカンパニーが事業領域拡大に向け、先行開発の機能を強化するために新設した部署です。その中において、フォークリフトやけん引車など産業車両の自動化システムの開発を手がけるチームに所属しています。
現在、私が携わっているのは、新型自動運転フォークリフトのフレームや自動化機器の搭載など、ハード部分の設計です。フォークリフトは厳しい環境下で使用されるため、ハード設計においては、耐久性が大きな課題です。無人車は有人車より多くのセンサーを使用しているため、振動によってセンサーが壊れないよう、3次元CADを使って解析を行った後、試験機により実際にさまざまな評価試験を行っていきます。センサーの担当者や、制御ソフトの担当者と密に連携を図り、知恵やアイデアを出し合いながら、厳しい基準をクリアするために試行錯誤を重ねる毎日です。
eコマース拡大などによる物流の多様化、人件費上昇や人手不足などの環境変化を受け、「自動化」は物流現場からのニーズや期待が大きく、ショッキとしても事業拡大に向けて注力している領域です。入社3年目にもかかわらず、社内外から注目を集めるプロジェクトに関われることに、大きなやりがいを感じています。また、設計や仕様の決定だけでなく、現地現物で動作確認から試験、評価まで幅広く携われることも、スキルを高める上で非常に良い経験となっています。

EPISODE

多くの意見に耳を傾けなければ、良い製品は生まれない

キーカート(AGV)の開発を担当した際に、コスト低減で部品を共通化した箇所について、組付の作業担当者から「ボルトの位置が悪く、組付作業に時間がかかりすぎる」という意見があり、設計を見直したことがあります。その後、現場からは「作業しやすくなった」というフィードバックをもらうことができ、設計者の視点だけで設計をしてはいけないのだと改めて気づかされました。調達、生産、検査、営業、そして使用いただくお客さま、さまざまな声に耳を傾け、生かさなければ本当に良い製品は生まれません。新たな開発においては、多くの人の知恵や経験が不可欠であるため、自らも積極的に情報収集し、周りの意見を取り入れるよう心がけるようになりました。

DREAM

自動化を促進し、より良い物流現場をつくっていきたい

今後は、業務に必要な材料力学や振動力学の専門知識を磨くと同時に、実際の「物流現場」での使われ方の理解を深めたいと考えています。営業や販売店を通じて、お客様のご要望やご意見をお聞きし、製品が現場でどのように使われ、どのような機能が必要とされているかを、お客様目線で考え、より良い設計につなげていきたいですね。物流現場の課題に応えられるよう、さまざまな製品の自動化に取り組んでいきたいです。

VISION 2030

物流現場の人手不足の解消や働き方改革、ヒューマンエラーによる事故の防止など、現場の抱える課題に役立てる製品をお届けし、お客さまの笑顔につながる貢献ができるよう、努めていきます。

SCHEDULEとある1日のスケジュール

  • 7:30

    メールチェック、業務整理問い合わせ対応や今日のスケジュールを確認。

  • 8:00

    朝会グループ内でスケジュールや展開事項を共有。

  • 8:10

    実機試験準備機台の準備や測定項目の確認。

  • 9:00

    開発関係者と定例会進捗確認や残項目対策の合意を取る。

  • 10:00

    実機試験安全第一で測定。

  • 12:00

    昼食昼ご飯を食べ、寝たり、スマホで映画を見たりリフレッシュ。

  • 13:00

    試験結果まとめ午前中の試験結果を表やグラフを使ってまとめ。

  • 15:00

    上司に試験結果報告結果を報告し、次の対策方針を検討。

  • 16:00

    モデル・図面作成対策品手配のためCATIAを使って作成。

  • 17:00

    メーカーに問い合わせ作成した図面の部品の製作可否や納期の確認。

  • 17:15

    業務の残項目を確認翌日の仕事をスムーズに始められるようにTodoリストの整理。

  • 17:30

    退社同じ職場の同僚や同期とご飯を食べに行くことも。