豊田自動織機の「2030年ビジョン」
VISION
2030
「2030年ビジョン」
への思い
当社は、社祖・豊田佐吉が発明したG型自動織機の製造・販売のため、1926年に創業されました。以来、繊維機械事業に加え、エンジンや自動車、フォークリフトなどの産業車両やカーエアコン用コンプレッサー、カーエレクトロニクス製品の開発・生産に乗り出すなど、「世の中の役に立つ」という理念のもと、常に新たな事業に挑戦すると同時に、本格的な海外展開も進めてきました。
また、各事業には他事業と共通する課題や技術が数多く存在するため、事業部間の連携を強め、新たな価値創造に取り組んでいます。
90年を超える進化と発展の会社の歴史において、様々なリスクを取りながら新事業への参入などにチャレンジしてきた私達を、いつの時代も変わらず、支えてくれたものが「豊田綱領」(社是)という創業の精神です。
豊田綱領(社是)豊田佐吉翁の遺志を体し一、上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし
一、研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし
一、華美を戒め、質実剛健たるべし
一、温情友愛の精神を発揮し、家庭的美風を作興すべし
一、神仏を尊崇し、報恩感謝の生活を為すべし
企業理念ページはこちら
今後の事業展開においても、繊維機械事業を原点に、自動車関連事業と産業車両・物流事業を両輪として事業を展開していく方針に変わりはなく、世界のお客様のニーズを先取りした新たな価値の創造に積極的に挑戦していきます。
2030年ビジョン
お客様のニーズを先取りする商品やサービスを継続的に提供することにより、世界の産業・社会基盤を支え、住みよい地球と豊かな生活、そして温かい社会づくりに貢献していきます。
持続可能な社会の実現に向けて
2030年ビジョンに掲げる「住みよい地球と豊かな生活、そして温かい社会づくり」に貢献することをめざし、「CSR重要課題」を策定しました。これは、現代社会を取り巻く様々な課題の中から、当社が優先的に取り組むべき特に重要な事項を定義したもので、SDGs達成に貢献する具体的な活動につなげていくことがねらいです。CSR重要課題は以下の9項目です。
その中でも環境の面につきましては、2050年CO2ゼロ社会の実現に貢献すべく、環境にやさしい商品開発や生産活動に努めています。そうした活動などが認められ、CDP(※2)調査で、これまでにいくつかの部門で最高評価を獲得しました。今後も地球環境保全の取り組みに力を注いでいきます。
※2:企業や政府が温室効果ガスの排出量を削減し、水資源や森林を保護することを推進する国際的な非営利団体で、2000年に英国で発足。