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  • 事務総合職

コンプレッサー事業部 調達部
2019年4月入社
経済学部卒
谷川 純哉

価格交渉が
調達の仕事ではない。
共に考え、カイゼンに
つなげることが私の仕事。

PROFILE

惹かれたのは、領域の広さと世界シェアNo.1の影響力

学生の頃から海外に関わる仕事がしたいという思いがあり、語学の学習はもちろん、所属していた自動車部ではプロのレースチームにスタッフとして関わるなど、様々な文化や考え方に触れる経験をしてきました。進路としてショッキを選んだのは、完成品・部品・ソリューションと幅広い事業領域を持っているため、自分の視野も活躍の幅も広げられると考えたから。世界シェアNo.1の製品をいくつも手掛けており、更なる事業拡大が期待できることも、惹かれた理由でした。

MISSION

現地現物を徹底。
サプライヤーと一緒にカイゼンにも取り組む

コンプレッサー事業部では、カーエアコン用コンプレッサーの部品調達を担当。サプライヤー選定・原価改善推進・サプライヤーの新規開拓が主な仕事です。お客さまは世界各国の自動車メーカー。車種とグレード展開を組み合わせれば、アイテム数は数百種類に及びます。コンプレッサー事業部のバイヤー約10名が担当する購入総額は年間1500億円以上。私だけでも年間100億円以上を任されています。
調達にあたっては、コロナ禍で難しい部分はありますが、「現地現物」を徹底しサプライヤーの製造現場へ出向いて工程フローを確認します。サプライヤーに対して部品価格の低減を要請するのが調達の仕事ではなく、部品の製造原価をどうすれば下げることができるか、どうすれば現場が作りやすくなるかを一緒になって考え、カイゼンすることが私の役割だと考えています。そのため、どのように仕様変更すれば原価を抑えることができるのか、サプライヤーや設計・品質保証など社内の様々な部署を巻き込み、連携をとりながら検討を進めています。
現在、自動車業界は急速な電動化が進んでおり、多様化する顧客ニーズに対応するための新規サプライヤー開拓が最大の課題です。中でも中国市場は世界における電気自動車の販売台数シェアの約1~2割を占めると言われており、現地でのサプライヤー開拓の重要性が高まっています。本年度は、中国現地調達プロジェクトに参加。まさに自動車業界の変革の中心で仕事ができることに、大きなやりがいを感じています。

EPISODE

どうすればできるのかを考え、
やり切ることの大切さ

先日、タイから輸入していた部品が、新型コロナウイルスの影響で海上輸送できなくなりました。日々、サプライヤーと情報交換をしながら在庫と最小ロットを確認。部品供給が止まると当社での生産に支障をきたし、お客さまに迷惑をかけるため、空輸への切り替えを判断。サプライヤーと当社の双方から航空会社にアプローチして空輸便を確保しつつ、空輸できる輸送ロットへの調整などを短納期で行うことで、無事に供給を繋ぐことができました。できないと言うことは簡単です。それでも「部品供給を止めてはいけない」というプレッシャーの中で、サプライヤーと一心同体となり最後までやり切れたことは、今後に繋がる良い経験になったと思っています。

DREAM

いずれは億単位の貢献が
できる存在に

モノをつくるには工法も重要ですし、金型も必要です。どのような工法で製作され、金型の精度はどのレベルで管理されているのか。サプライヤーの担当者だけでなく、設計や製造部門のプロフェッショナルと一緒に仕事をするため、テクニカルな面も理解を深める必要があると感じています。部品や生産工程の知見を高めることで、社内外から信頼され、様々なきっかけをつかめるバイヤーになることが今の目標です。将来的に目指しているのは、事業部に対して億単位で貢献できるような存在になること。そのために、多様化する顧客ニーズに対応したサプライヤーを新たに開拓することで顧客満足度を高め、コンプレッサーの価格競争力の強化を図っていきたいと考えています。

VISION 2030

どのような方にも手の届く価格、そしてどんな環境・条件でも使っていただける品質を実現することが私の役割。購入価格の改善、競争力の向上により、コンプレッサーの更なる普及に貢献していきます。

SCHEDULEとある1日のスケジュール

  • 7:45

    メールチェックサプライヤーからの情報を確認、その場で返信もしくは社内打合せ実施の準備。

  • 8:00

    北米のサプライヤーとWeb会議海外サプライヤーとの会議の際は時差のため、フレックスを活用して対応。

  • 9:00

    議事録作成・メール返信打合せ後すぐ議事録のとりまとめ&届いているメールに返答。

  • 10:00

    上司への業務報告Web会議の内容報告や、課題の進め方の相談を行い考えを整理。

  • 10:30

    開発機種の部品見積検討打合せ関係部署と協議し、どんな部品か確認してサプライヤーを検討。

  • 11:30

    昼休み・食堂でランチ同期と食事しながら気分転換。

  • 12:30

    月次単価処理サプライヤーから納めてもらう部品の単価を登録。

  • 13:30

    新規見積検討依頼打合せで検討したサプライヤーへ見積依頼を提示。

  • 14:00

    価格比較資料作成サプライヤーと価格交渉し受領した見積書の価格が妥当か検討。

  • 15:00

    発注計画立案各サプライヤーごとにどのように発注していくかの計画を立案。

  • 16:00

    国内のサプライヤーとのWeb会議コロナ禍で直接顔を合わせることは難しいが、協議中の案件についてWebで交渉。

  • 16:30

    議事録作成忘れないうちに議事録を作成。

  • 17:00

    翌日のToDo確認と、各案件の納期再確認翌日実施する内容の確認と、各案件が納期を過ぎていないか再確認。

  • 17:30

    退社仕事とプライベートのメリハリをつけて帰寮。