- 技術総合職
繊維機械事業部 技術部
2007年4月入社
工学部卒業
小田 尚平
見据えるのは、圧倒的No.1。
そのために、
専門メーカーに負けない技術を
実現したい。
PROFILE
世界を土俵にしてこそ、技術者として成長できる
就職活動中、進路としてショッキを意識したのは、繊維機械事業部の営業部に勤務する友人の話を聞いたことがきっかけです。入社1年目から海外出張を経験できるなど、スケールの大きな仕事内容に興味を持ちました。さらに、世界シェアNo.1の製品をいくつも手掛けており、ここでなら技術者として知見を広げ、自分を成長させられると考えました。
配属先となったのは、繊維機械事業部。トヨタグループの源流の事業部として、世界No.1のシェアをさらに高めていこうと、一人一人が高い志を持って職務に当たっている、まさに自分が望んでいた環境です。既存製品の改良を行う号口設計からスタートし、2012年からは新製品の開発業務に携わっています。
MISSION
自分の目で見て、お客さまの声を聞くことが、
開発の糧になる
現在、私が担当しているのは、次世代エアジェット織機のメインモーターおよびインバーターの開発業務。開発した装置の実験・評価、その後の改良についても広く任されています。このように1人で携わることのできる領域が広いことが、少数精鋭部隊と言われる繊維機械事業部の特徴の一つです。私自身は、一つの部品や技術のエキスパートを目指すより、さまざまな技術に幅広く関わりたいタイプ。それぞれ一から知識を習得する苦労はあるものの、それ以上に挑戦できるやりがいを感じています。
普段目にするアパレル製品のほとんどが海外で生産されていることからも想像できるかと思いますが、繊維機械はそのほとんどが海外向けです。近年は、エネルギーコストや人件費の高騰から、付加価値の高い高品質の生地を低コストで生産することが共通のニーズ。いかに省エネ性を実現するかが求められています。どのような生地をどのような工程で生産し、どのように機械が使用されているのか、海外の工場に足を運び、お客さまの声にダイレクトに触れることも重要な業務です。お客さまと密に関わりながら、企画段階から開発に取り組めることも、仕事の面白みにつながっています。
EPISODE
「できない」と言う前に、
技術者としてできることを考えぬく
入社後、初めて1人で任された仕事はウォータージェット織機のオプション装置のサーボ設計。水の噴射によりヨコ糸を飛ばすウォータージェット織機は、水に対する耐性を高める必要がありますが、設計した試作品は何度トライしても、合格レベルに達しませんでした。悩んだ末、当時の上司に「どうすれば試験をパスできるかわかりません」と相談したところ、返ってきたのは「理由があってやらない選択をするなら良いが、設計者が簡単にできないと言うな」の一言。技術者としてのあるべき姿に、気付かされた瞬間でした。当然ですが、開発や設計には失敗や困難がつきもの。世界に通用する品質を実現するのであれば、なおさらです。上司の助言をもとに、コストなどの制約条件を取り払い、まっさらな状態で設計を見直した結果、自然と視野が広がり、合格基準に達する設計を見いだすことができました。
DREAM
目指すのは、圧倒的世界No.1の技術力
世界No.1のシェアを誇るショッキのエアジェット織機。この現状に満足せず、そのポジションを圧倒的にすることが私たちの目標です。そのために必要となるのが技術力の向上、中でもインバーターの性能向上が鍵を握ると考えています。繊維機械は特殊な動きをするため、内製のインバーターを使用しています。繊維機械のインバーターとして、十分な性能を実現できていますが、インバーター単体でみればより高度な技術力を有する専門メーカーが存在するのも事実です。今後、専門メーカーに負けないレベルまでインバーターの性能を高めることで、繊維機械の性能の底上げを目指していきます。より一層、グローバル化が加速する今後に向け、英語力を向上させ、どの国の人ともスムーズにコミュニケーションがとれる技術者を目指していきたいと思っています。
VISION 2030
CO₂削減をはじめ環境問題に取り組むことは、産業用機械に携わる私たちの重要な使命。モーターやインバーターの高性能化を通じて省エネルギー化を実現し、環境問題に貢献していきたいと思っています。
SCHEDULEとある1日のスケジュール
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6:00
起床、ランニング朝30分のランニングに勤しみ健康維持に努める。
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6:30
朝ごはん、準備朝は納豆を必ず食べて良質なタンパク質ゲット。
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7:30
通勤車でゆっくり通勤。
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8:00
メールチェック海外サービス員からの定期報告メールでお客様情報等をチェック。
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9:00
基板の回路設計試作基板の回路図を検討・設計。
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11:00
打合せ定期報告や、設計内容についてレビュー。
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12:00
昼食お昼は食堂の健康セットでなるべく健康維持。
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13:00
実験室の機台で試験実施動作仕様がきちんと動いているか実機でチェック。
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15:00
仕様打合せ社外の取引先メーカと共同設計する製品の仕様打合せ。
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16:00
実験内容の報告書まとめ実験したデータのまとめと動作仕様チェック。
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17:00
ソフト仕様検討よりいい装置を開発するため、実験結果からソフトの仕様を検討。
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19:00
退社車でゆっくり通勤。19:00以降は道がすいてます。
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19:30
夕食、お風呂退社後は我が子と動画鑑賞orゲーム&お風呂、家族の親睦を深めます。
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22:00
就寝子供と一緒に寝るので少し早め。8時間睡眠を確保します。