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  • 事務総合職

自動車事業部 生産管理部
2008年4月入社
外国語学部卒
保坂 知世

生産現場と一致団結して、
目指すのは、100%オーダーに
応える生産計画。

PROFILE

出産を経て、「生産管理」の最前線で奮闘中

外国語学部出身ということもあり、配属先は漠然と「営業」関連の部署をイメージしていました。そのため、生産管理部の配属になったときは、「本当に自分にできるのだろうか」と不安を感じていたのも事実です。そのような中で、最初の1年間は、生産管理グループで生産管理業務を基礎から学び、その後は約半年間、現場に最も近いコントロールグループの業務を経験。モノづくりの「現場」を知る中で、少しずつ「生産管理」業務の面白さを実感できるようになっていきました。そして再び生産管理グループへ戻り、途中二度の出産を経て、現在は子育てと両立中です。時間的な制約がある中で苦労もありますが、何よりありがたいのは、出産前と同様の裁量を与えていただき、仕事を任せてもらえること。上司や同僚の協力の下、日々挑戦を続けています。

MISSION

さまざまな調整・交渉の末に、作り上げる生産計画

生産管理グループでは、RAV4の生産計画の立案業務を行っています。具体的には、トヨタ自動車の生産管理部から先々の生産必要台数を受け取り、工場の生産能力を把握、最適な生産計画を立案、工場の各関係部署と検討・合意をし、最終的にトヨタ自動車と調整・決定する、といった流れで進めていきます。
この中で私は主に、製造現場の「生産要員」の計画・管理を担当。生産必要台数、生産タクトタイムをもとに、必要となる人員を算出していくのですが、決して自分一人だけで計画を立てられるわけではありません。オーダーの変動に対して、いかに柔軟に生産対応をしていくか。タクトタイム・人員の変動で対応するのか、生産設備の能力UPか、稼働時間の変更かー。すべては関係部署と連携し、さまざまな対応を検討した結果の上に成り立っています。常に心がけているのは、少しでも疑問に思ったことは、「現地現物」で確認すること。生産技術や設備など、専門的な部分は現場の担当者でなければ判断がつかないことが多く、自分だけの判断で能力を超えた計画を作ってしまっては、取り返しがつかない事態になる恐れもあります。そのため、さまざまな調整や交渉の末に、お客さまのオーダーに100%応えられる計画を立てられたときには、「やり切った」と安堵感がこみ上げてきます。

EPISODE

コロナ禍で改めて感じた、ショッキの強さ

2020年上期は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により海外からの調達部品がストップ。一時生産ラインを止めることになり、現場スタッフの出勤調整や生産計画の立て直しなど、これまでにない対応を余儀なくされました。そういった中でも、生産ライン非稼働中は、その時間を活用して現場の改善活動を実施。生産ラインが再稼働してからは、現場の各工程にはこちらの無理な調整を引き受けていただき、遅れを挽回するための対応を実施しました。大変なときにも一致団結して乗り越えていくチームワークと仲間を思いやる温かさ。ショッキに受け継がれるこのスピリットこそが、お客さまからの信頼につながる「強さ」なのだと改めて感じました。

DREAM

生産管理を極め、
いずれは経営的な視点からモノづくりのマネジメントに

私たちの生産管理部の業務は、工場の利益に直結します。ムリ・ムラ・ムダなく効率よく生産ラインを稼働させるとともに、生産現場で汗を流して業務に携わっている約3000名の方々に安心して働いていただけるように、生産計画の精度を高めていきたいと思っています。
また、配属当初は不安があったものの、多くの関連部署の人たちとモノづくりに携わる中で、生産管理の魅力を知り、大きなやりがいと誇りを感じるようになりました。想像以上に奥が深い生産管理の業務に今後も関わっていけるよう、さらに知識を深め、ゆくゆくは管理職として経営的な視点からモノづくりのマネジメントに携わりたいと考えています。

VISION 2030

私たちの手掛ける自動車を安定して早くお客さまにお届けするとともに、今後ますます高まる環境問題へのニーズに対応するために、柔軟で強い生産ライン・計画づくりに、生産管理の仕事を通して貢献していきたいです。

SCHEDULEとある1日のスケジュール

  • 7:00

    【在宅】メールチェック・返答/
    スケジュール確認、その日の打ち合わせ資料作成
    子どもたちが起きる前に在宅勤務しています。

  • 8:30

    【出社】前週・前月の生産性実績を集計、内容確認、
    分析(不明点を製造現場の課長へ問い合わせ)、資料作成

  • 10:00

    生産管理グループミーティンググループメンバーと、今何をしているのか進捗状況を共有。いろいろなアドバイスをもらいます。

  • 11:00

    プレス課との生産性実績確認(プレス工程へ出向いて確認)課長だけでなく現場の組長・工長とも会話をします。

  • 11:30

    生産性実績を上司へ報告

  • 12:00

    食堂で昼食先輩・後輩・同期と年代職場さまざまな女性同士で集まって食べています。

  • 13:00

    製造現場の生産要員状況を確認、課題整理、
    本社人事部との打ち合わせに向けた資料作成

  • 14:00

    本社人事部とWeb会議
    (工場の生産要員状況を共有、採用必要数を依頼)

  • 15:00

    打合せ議事録作成、上司承認、展開

  • 15:30

    翌日以降のスケジュール確認、翌日打合せの設定・準備

  • 16:30

    帰宅いつも早めに帰らせてもらって、子どもたちのお迎えへ。
    (必要に応じて、子どもたちが就寝後に在宅勤務することも)