求める人物像

自ら学び、考え、行動する人に、世界の舞台と多様な成長機会を提供する。それがベンチャー精神を持つグローバルメーカー、豊田自動織機なのです。

未完成。だからこそチャンスがある。

当社のいいところ。それは「やるべき課題」がたくさんあるところです。そしてこの「やるべき課題」に注目し、チャレンジしたいと望む方を歓迎します。

2020年ビジョンで、私たちは既存事業を3つのユニットに分類しました。1つ目が産業車両、物流、繊維機械からなる「ソリューション」。2つ目はコンプレッサーやエレクトロニクスを中心とする「キーコンポーネント」。3つ目が車両やエンジンなどの「モビリティ」。当然ながら、それぞれのユニットごとにイノベーションへのアプローチ方法は異なりますから、多種多様な挑戦の機会が生まれます。そしてこの機会こそが、当社からの最大の贈りもの。すなわち自分を成長させるチャンスです。

豊田自動織機という企業も、みなさん自身も、未来に向けた大きな可能性を秘めています。そして当社の幅広い事業の中には、あなたのモチベーションを刺激し、可能性を開花させるチャンスがきっとあるはずです。

現地現物から始まるグローバル展開。

いまやネットを通じて何でもわかる、あるいはわかった気になる時代ですが、リアルに成長するためには、行動に踏み切ることが大事です。特に海外経験はできるだけ早い方がいいですね。語学に自信がなくても海外へ行けば何とかなるし、何より度胸がつく。若いうちは多少失敗しても許されるのですから、どんどん新しいことにチャレンジすべきです。

「World Market」は2020年ビジョン戦略のひとつですが、地域ごとに異なるニーズを把握する上で、一番重要なのは自分自身で体験することです。データや本ではピンと来なくても、現地で人と話し経験を積むうちに、自分と相手の価値観との違いを実感できるようになります。共通点と相違点がわかれば、対策が可能になります。

グローバル展開にあっても基本は「現地現物」。たとえばいま当社には5万人を越える従業員がいますが、その半分は外国人。単一の価値観では測れない、マルチカルチャーな企業となっています。この環境を大いに活かしてください。そして経験を積んでください。理屈理論を語るのは、それからで十分です。

「やり抜く」覚悟と経験が、人を成長させる。

「豊田自動織機は恵まれた会社だから、冒険しなくてもいいじゃないか」社外からはそんな声も聞かれますが、とんでもありません。当社はトヨタグループの源流企業ですが、社祖・豊田佐吉の生きざまはベンチャーそのもの。世の中に貢献できることについては積極的に打って出る。常に大きく広い視野で時流を捉え、新たなことにチャレンジしていく。これこそが佐吉翁が遺した「障子を開けてみよ。外は広いぞ」につながる当社のDNAなのです。

そしてこのベンチャー精神を、成果へと結びつけるポイントは、とことん「やり抜くこと」です。多くの社員に、社会に出て一番成長した瞬間を尋ねると、「難しい課題を乗り越えたとき」という答えが返ってきます。失敗を繰り返し、苦労して高い壁を乗り越えた経験が、成長の糧になっているのです。

これは新入社員でも同様です。入社間もない頃は仕事の全体像もつかめません。課題を十分に受け止められないこともあるでしょう。しかし途中であきらめず、周囲の助けも借りながら、とにかくやり抜く経験を積むことが大切です。夢中で走っている最中には気が付かないかもしれませんが、振り返ってみると、その経験はきっと自分の大きな財産になっています。

まず自分で考え、自らが動く。動いたら最後まで続ける。このシンプルかつ強い覚悟が、あなた自身を育てる力となり、また事業を推進するエネルギーとなります。

私たちは、この姿勢に共感し成長を望む人への助力を惜しみません。

古川 真也 取締役副社長

トヨタL&Fカンパニー海外事業部長ほか、産業車両分野にて海外拠点のマネジメント職を歴任した後、2005年取締役。専務取締役を経て2015年取締役副社長に就任。まだ海外勤務が珍しかった時代、入社2年目で体験した初渡欧と、その後の駐在経験が大きな財産になっていると語る。

原稿内容は取材時のものです。